2020年12月02日
建物に意外と多い鉄部塗装について
こんにちは!
本日は千葉県八街市I様邸にて行った鉄部の塗装についてお話させて頂きます。
建物には様々な部分に金属が使用されており、雨風に晒され続けると錆が発生してきます。
錆は美観を損ねるだけでなく、発生した部分から周りに広がっていき耐久性を下げ、破損などの原因に繋がる事も…
破損してしまった場合は交換するか、中には大掛かりな工事が必要となる事もありますので、発生した錆はそのままにしておかず対処しておく必要があります。
もし錆が発生していても、朽ちてボロボロになっていない状態であれば塗装で補修可能です。
■一般住宅で金属が使用される部分■
・棟板金
・板金屋根
・金属サイディング
・シャッター、シャッターボックス、雨戸
・霧除け板金、庇
・水切り板金
・笠木、手摺
・階段 等々
建物によって異なりますが多くの部分で金属が使われています。
■鉄部塗装工程■
①ケレン作業
表面に錆が発生している場合は下地処理としてヤスリやブラシなどを使ってサビを除去する作業を行います。
上から塗料を塗ったとしても、この工程で錆が落ちていなければ早い段階で塗膜の剥がれの原因となる事もあるのでとても重要な作業です。
②錆止め塗装
錆の発生を抑える効果のある塗料を下塗りに塗っていきます。
写真の赤い部分が錆止め塗料です。
色は様々ありますが、重ねる色が暗いお色味の場合は赤サビ、薄い色の場合には白サビを使用しています。
錆止めを塗ったからと言って既に発生した錆の進行を止める効果はないので、下地処理は必須となります。
③中塗り
④上塗り
中塗り、上塗りでは他の付帯部分と同じ塗料で仕上げていき、外壁と同じように3回塗りとなります。
塗膜により更に雨風から保護されることで錆の発生を防ぎ、中、上塗りと重ねることで見た目もとても綺麗に仕上がります。
錆は顕著なメンテナンスサインです。
もし今現在建物の錆をそのままにしてしまっているという方がいらっしゃいましたらメンテナンスをお考えになるタイミングかもしれません。
ご自身で判断が難しいといった場合は弊社で無料点検を行っておりますので是非お気軽にご利用くださいませ!
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