2020年09月15日
剥がれてしまったバルコニー笠木の交換を行いました！
本日は千葉県佐倉市S様邸の着工状況をご紹介させて頂きます。
今回は笠木交換工事を行った様子です。
笠木はベランダ、バルコニーの腰壁や屋上などの立上がり部分に被せられるように設置された仕上げ材です。
手摺が設置されていることも多いです。
S様のお宅ではこの笠木の一部が強風などの影響により捲れ上がり、しばらくそのままの状態であったそうです。
写真からも笠木を止めていた釘がサビ、木部も腐食していることが確認できます。
また、剥がれた笠木を見てもサビが発生していることがわかります。
この様な状態ですと釘がしっかりと笠木を固定しておくことができず、強風に煽られ剥がれてしまう事があります。
剥がれてしまった笠木が周囲に飛散し、二次被害の可能性もありとても危険です。
また笠木からの雨漏りも多くみられる場所です。
こちらの笠木の様に剥がれていなくても劣化等の小さな隙間から浸水し、気付かないうちに内側の木材が腐食し、雨漏りに繋がるケースも多く発生しています。
今回の工事では笠木の天端に防水テープを貼り、クリアランスが確保されたアルミ笠木を設置をさせて頂きました。
クリアランスは簡単にご説明させて頂きますと、笠木と壁の間の空間です。
この空間をあける事により腰壁の内側に空気が通り、内側に入り込んだ湿気も排出できるようになります。
逆にこの空間が無いと内側に湿気がこもり木材を腐食させ、雨漏りの原因となってしまうんです。
新しい笠木の設置が完了しました。
壁との取り合い部分にはシーリングで隙間を埋め、防水処理をしっかりと行っています。
アルミ笠木は防水性だけでなく意匠性もとても高く、良い感じですね！
今回無事に工事が完了し、笠木が剥がれてしまう事も雨漏りの心配もなくなりました。
笠木の補修工事も状態や形状によっても様々御座いますので、それぞれに合った最適な方法をご提案させて頂きます。
どんな小さな不具合でも気になる点がありましたら一度ご相談くださいませ！
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