2021年11月17日
千葉県八街市S様邸 屋根塗装着手いたしました。
こんにちは!八街市ハウスリノベーションです。
朝晩の冷え込みが強くなってきた今日この頃ですが、日中はお日様の光が暖かく有難いですね。
週の真ん中水曜日、今日も張り切って参ります!
本日は、八街市S様邸、屋根塗装の現場の様子をご紹介します。
S様邸は、スレート葺の屋根の御宅です。
屋根の塗装は、下塗り、中塗り、上塗りと三つの工程があります。
今回は、下塗りの作業を行います。
先ずはスレートに高圧洗浄をかけていきます。
汚れ等を完全に取り除き、スレートを綺麗にする作業ですが、
この高圧洗浄も非常に大切な工程のひとつなので、しっかりと丁寧に行います。
そして綺麗になったスレートに、下塗り作業を施していきます。
スレートの劣化によりできた細かい傷などは、そこから水分を吸い込みどんどん屋根を傷めます。
下塗りをせずにそのまま塗装をすると、その傷口から塗料までも吸い込んでしまい、
屋根を綺麗にするつもりが逆に、塗装自体が悪影響になってしまいます。
なので、下塗りの段階で水分の吸い込みを止める作用のあるものを塗布します。
今回はプレマテックス社製【シリコン浸透シーラーEX】を使用しました。
こちらは高い浸透性と付着性を持ち、細かいクラックなどの表面をしっかりと補強する効果と、
吸い込みの起こっている下地に対しての造膜効果があり、上塗りの仕上がりを向上させるという役割もあります。
タスペーサーを入れる作業も、必須の工程です。
910㎜のスレート板一枚につき、タスペーサーは2つずつ使用します。
タスペーサーとは、屋根塗装の際に屋根材の隙間を塗料で塞いでしまわない為に必要な道具です。
タスペーサーを入れていく作業は縁切り作業とも呼ばれ、屋根と屋根の間に隙間を作る作業の事です。
全ての箇所へ、タスペーサーが装着されました!
では何故、屋根材には隙間が必要なのでしょう?
隙間を作ると、雨漏りするのでは?
実は、屋根材と屋根材の間に隙間が無いと、雨水の排出先が無くなってしまいます。
入ってしまった雨水を、どうやって排出するかが重要です。
スレートは元々表面に溝がありその溝を伝って雨水を逃がしますが、
屋根塗装の際塗料でその溝を塞いでしまうと雨水の逃げ場が無くなり
屋根の下地の腐食、そこから、逆に雨漏りに繋がってしまう恐れがあります。
なのでタスペーサーの挿入といった隙間を作る作業工程が、必ず必要なのです。
隙間を作る作業には、もうひとつ大切な役割があります。
それは内部結露を防ぐ役割です。
屋根の外側は常に外気に晒されている為、日中の熱さやそれ以外の時間の寒さ等により
内側が温まり外側が冷えるを繰り返し、そのたびにどうしても結露が発生します。
屋根裏で内部結露により発生した水分が溜まってしまうと、中の断熱材や木材を腐らせる原因になってしまいます。
内部結露の防止と、雨水の排出の為、屋根の隙間は非常に大切なのです。
屋根の塗装に関するお問い合わせはもちろんのこと、
お家のことで何かお困り事がございましたら
是非お気軽に
ハウスリノベーションへご相談ください(^^)
それでは、本日はこの辺で失礼します。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!
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