2020年10月15日
建物に意外と多い”鉄部”の塗装について
本日も引き続き千葉県八街市K様邸の塗装工事の様子をご覧いただきたいと思います。
本日は鉄部の塗装についてお話したいと思います。
建物によっても様々ですが主に雨戸やシャッターボックス、水切り板金、霧除け板金等が鉄部にあたります。
また、屋根によっても棟板金や雪止めなども鉄部になります。
こちらは金属製の雨戸です。
写真で確認できる黒くポツポツと映った部分がサビが発生している部分です。
表面の塗膜が劣化し、防水性が低くなっているところに雨などの水分に触れることでサビが発生していきます。
一度サビが発生するとそこからサビが広がってしまたり、他の箇所にまでサビが移る”もらいサビ”という症状がおこる事もあります。
サビが発生した箇所をそのままにしておくとサビが進行し、強度も落ちボロボロに朽ちてしまうなんてことも。
その様な状態になってしまうと塗装でのメンテナンスは難しいため、早いうちから定期的にお塗り替えなどのメンテナンスをしておくことが大切です。
こちらは上塗り塗装完了後の状態です。
■鉄部塗装工程■
①ケレン作業
②サビ止め塗装
③中塗り
④上塗り
サビが発生している部分は塗装前にケレンでしっかりとサビを削り落とす必要があります。
サビを落とさずに、次のサビ止め塗装を行ったとしてもサビの進行は止まらず、塗装を行っても数年で剥がれてきてしまう事もあります。
ケレン作業は塗料と下地の密着力を上げる効果もあり特に重要な下地処理です。
同じ建物の塗装であっても鉄部にはサビ止め効果のある下塗り材を使用します。
繰り返しとなりますがサビ止めはサビを出にくくする効果がある塗料ですが、サビの上から塗ってもサビを止めることはできないので注意です。
下地の材質によって塗料を使い分けることも建物を長持ちさせる秘訣です。
建物には意外と鉄部が多いので、目の届かない場所でサビが進行してしまっているケースもあります。
場所によっては交換が必要となる場合もありますので、そうならないうちにお早めに対処しておくことがおすすめです。
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