2020年09月11日
塗装工事には仮設足場が必要？その理由は？
先日は千葉県山武市のお宅の仮設足場の設置を行いました。
外壁塗装工事を行うにあたり、まず仮設足場の設置が最初の工程となります。
そもそも、なぜ仮設足場の設置が必要なのかご存じですか？
◆作業中の安全の確保
塗装工事は高い場所での作業が多く、常に危険と隣り合わせの状態です。
その危険性から職人の安全性を守る為に足場の設置が必要となります。
また国で定められた安全衛生法でも2m以上の高所作業を行う際には足場の設置が必要と義務付けられています。
◆作業の効率化
職人は足場があることで高い位置や細かい部分まで作業しやすくなり、安心して作業を行えます。
どんなに腕のいい職人でも、足元が不安定であれば作業がしにくく技術力を発揮することができません。
また無理な体制を取らなくていい様になるのでスムーズに作業を進めることができます。
したがって効率化もアップし工期の長期化させない事に繋がります。
しっかりと作業を行う事で高耐久で美観性の高い建物へ仕上りますので、足場の設置はお客様にとってもお家を守る事に繋がります。
◆ご近隣の方への配慮
仮設足場にはメッシュシートを取り付けます。
これは高圧洗浄の際の水しぶきや、塗装の際の塗料の飛散などでご近所とのトラブルが発生してしまう事を防ぐためです。
水しぶきや塗料がメッシュシートを通り抜けていかないのかと心配されることがありますが、メッシュシートの網目はとても細かいのでご心配いりません。
ご近所付き合いやご近所への配慮としても足場の設置をおすすめいたします。
足場を建てずに作業をする様な業者、もしくは依頼する側のお客様がいらっしゃいましたら考え直す必要があります。
なぜならご説明した通り、作業効率が下がれば職人は安心して作業を行えず、工事の質も下がり、工期も伸びてしまいます…
結果的に損をしてしまうのはお客様なんです。
足場代無料！という業者も結局は他の工事に上乗せしている場合もありますので、工事を依頼する前に見積書の内容を他と比較してみることもおすすめします。
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