2020年10月20日
八街市にてFRP防水工事を行いました。
本日は千葉県八街市K様邸にて行った、バルコニー防水工事の様子をご紹介いたします。
今回バルコニーに元々施工されていたFRP防水層の上から再度FRP防水の施工を行っていきます。
FRPとは繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)のことで、ガラス繊維などに樹脂を複合させ強化されたプラスチックの事を言います。
このFRPは軽量で安価なうえ耐久性も優れていることからバスタブや浄化槽、自動車や船などにも使われていたりします。
現在多くのお宅のバルコニー防水層としても使用されています。
■FRP防水工事再施工の流れ■
①施工前
建物を高圧洗浄した際にバルコニーの汚れも一緒に洗浄し、表面の汚れを落とした状態です。
②ケレン清掃
ヤスリや電動のグラインダーを利用して古くなった塗膜を削っていきます。
③溶剤清掃
表面に残った油膜をアセトンで取り除いていく作業です。
④プライマー塗布
プライマーを塗布することで防水塗料との接着力を高めます。
⑤ガラスマット敷き込み及び樹脂下塗り
ガラスマットを敷き込み、樹脂を流し込んでいきます。
この時に空気が残ってしまうと後々膨れ等の施工不良の原因となってしまうのでしっかりと脱泡作業を行い空気を抜きます。
⑥樹脂中塗り
再度樹脂を塗り重ねます。
⑦トップコート塗布
トップコートを塗ることで防水層を紫外線から保護する働きがあります。
⑧施工完了
防水工事完了です。
FRP防水は先述の通り、トップコートにより防水層が紫外線から保護されています。
したがってトップコートが劣化し、薄くなったり剥がれてしまうと防水層自体の劣化の進行に繋がる事になります。
バルコニーは屋根と同じように雨を直接的に受け劣化から雨漏りになる事も多い場所なので、気になる劣化症状が見られ始めたらメンテナンスが必要なタイミングかもしれません。
軽度の劣化であればトップコートのお塗り替えだけで済む場合も御座いますので是非ご相談くださいませ。
業者によってもバルコニー防水へのメンテナンスは見落としがちな部分ではありますが、ハウスリノベーションではバルコニーの防水に関しては必ず厳しくチェックし適切な工法をご提案させて頂いております。
網戸交換・門扉・雨戸・ウッドデッキの塗装など小さい工事から雨漏り・防水工事・外壁塗装・屋根塗装など大きな工事まで
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