2020年09月29日
耐久性の高い鉄部へお塗り替え!鉄部の塗装工程ご紹介
本日は千葉県佐倉市S様邸の塗装工事の様子です。
今回は鉄部の塗装工程をご紹介したいと思います。
外壁や屋根の塗装をする際には仮設足場を設置しますので、基本的には建物の全体をお塗り替えいたします。
お家一棟でも同じ塗料で一色単に塗るわけではなく、部分ごとに素材が違うため素材に合った処置や塗料を使用していきます。
■ケレン作業■
表面の古くなった塗膜を除去する他、サビが発生してしまった部分は全て削り落とし表面を平らの状態にしていきます。
またケレンで表面に細かな傷を付けることで塗膜が密着しやすくなり剥がれにくくなります。
したがってケレンが不十分のまま塗装をしてしまうと数年で塗膜が剥がれてきてしまう原因となりますので特に重要な工程です。
■サビ止め■
鉄部の下塗りには錆止め塗料を使用します。
錆止めを使用することで錆を発生しにくくする効果があります。
重ねる塗料の色によって錆止めの色も変えたりします。
■中塗り■
■上塗り■
中、上塗りにはプレマテックスさんのグランデという塗料を使用しました。
■グランデの特徴■
【超耐候性】
無機と4フッ化フッ素樹脂をハイブリッドさせることにより卓越した耐候性を発揮。【超低汚染性】
高レベルの親水性技術により外壁に付着した汚染物質を雨水が流し落とす。【防藻・防カビ性】
防藻・防カビ剤を配合してるので美観や健康を損なう可能性のある藻やカビの発生を防ぐ。【フレキシブル性】
進化した無機と有機のハイブリッド技術により超耐候性としなやかさを併せ持つ。【高塗着性】
先進のレオロジーコントロール技術により高い塗着力の実現と抜群の隠ぺい性を発揮し驚くほどの仕上りに。
引用元:プレマテックス株式会社HPより
どの塗料でも同じことが言えますが、下塗りをした後は中、上塗りの最低でも2回塗ることが必須条件です。
1回塗っただけでも色は付きますが、どうしても塗りムラや塗り残しが残ってしまいます。
また1回塗りだけでは塗膜の厚みを確保することができないんです。
せっかく性能の良い塗料で塗ったとしても塗膜の厚みが足りない事で塗料の持った性能を発揮することができなくなってしまいます。
塗料が長持ちする=建物も長持ちするという事なので、手抜きをせず信頼できる業者に依頼することが建物を守る事に繋がるのではないでしょうか。
塗装工程には一つ一つにとても重要な意味と役割があるので、外壁塗装をお考えの際には知識として知っておいていただけると幸いです。
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