2020年09月01日
モルタル外壁を長く良い状態に！フィラーにて下塗りを行いました！
本日は千葉県佐倉市S様邸の外壁下塗りを行った際の様子です。
まずは先日のブログでもお話させて頂きましたが、下塗りを行う前にクラックと呼ばれる大きなひび割れにVカット工法という補修を行いました！
このVカット工法というのは、クラックの周りを電動工具を使用してV字に削り、ひび割れの深い部分からシーリングで埋めて補修する方法です。
クラックをそのままの状態にしてしまいますとそこから水が入り込み、内部を腐食させたり雨漏りを発生させる原因になる事もあります。
また美観も損ねる原因となってしまいます。
モルタル外壁はサイディングやALC外壁等の様に目地が無いため、地震やお家の揺れにより比較的ひび割れが発生しやすい外壁です。
明らかに幅の広いひび割れを見つけた際はお早めに補修しておくことをおすすめします。
補修を終えた後は下塗りへ進みます。
S様邸の外壁はモルタルなので、粘度の高いフィラーという種類の下塗り材を使用しました。
フィラーを使用することで表面の凹凸を平滑にし、仕上がりも綺麗にしてくれる効果があります。
Vカット補修をするほどの大きさには満たない髪の毛の様に細いクラックを”ヘアクラック”と呼びますが、
この様なヘアクラックは塗膜にできていることが多いのでフィラーで下塗りすることでひび割れを埋める事もできます。
クラックが今後更に大きくなってしまう事も防いでくれます。
またモルタル外壁は割れやすいので弾性（外力によって変形した物体が、外力が除かれたとき元に戻ろうとする性質）性能のあるフィラーを塗ることで動きに追従してくれる働きが作用し、よりクラックも発生しにくくなります。
現在建物に劣化や老朽化が見られたとしても、外壁塗装を行う事で弱った部分もしっかりと補修することで耐久性を高めることができますので、定期的なメンテナンスを行い大切なお住まいを長く良い状態で保ちましょう。
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