2020年08月20日
建物を守るために重要なシーリング。工事の内容をご紹介!
本日は千葉県八街市K様邸の着工状況です。
昨日のブログに続き、シーリング打替え工事の様子です。
シーリングの工程としては、
・既存シーリング撤去
↓
・養生作業
↓
・ボンドブレーカー設置
↓
・プライマー塗布
↓
・新規シーリング剤充填
↓
・ヘラ押え
↓
・施工完了
の順番で進めていきます。
では昨日の既存シーリング撤去後の作業からお話させて頂きます。
古いシーリングを撤去した後、「ボンドブレーカー設置」の作業へ進みます。
こちらは古いシーリングを撤去した際に一緒に元々設置されていたボンドブレーカーが剥がれてしまった場合には、再度目地の底にボンドブレーカーというテープをを貼り付けていきます。
これを設置することでシーリングが目地底に接着する事を防ぐ抑える働きがあります。
サイディング外壁にシーリングを打ち込む際には”2面接着”という決まりがあり、サイディングボードの側面だけに付着させる事で建物の揺れや伸縮に追従する働きをすることができるようになります。
目地底にも接着した状態の”3面接着”をしてしまうとシーリングが自由に動けなくなってしまい、すぐにひび割れや破断などを起こす原因となります。
こちらの写真でもシーリングとサイディングが触れている部分のみ付着させ、ボンドブレーカーがあることで底にはシーリングが接着しないようになっています。
またボンドブレーカーを設置した後は外壁とシーリングを接着させる為に「プライマーの塗布」を行います。
シーリング自体には接着力がなく、プライマーも塗り忘れや塗りムラがあるとシーリングがすぐに外壁から剥がれてしまう原因になるのでとても重要な作業となります!
プライマーを塗布した目地に「新規シーリング剤充填」を行い「ヘラ押さえ」の作業で打ち込んだシーリング材を平らに仕上げていきます。
この際、中に空洞が残らないように押さえていきます。
シーリング材が乾ききる前にマスキングテープを剥がしシーリングを乾燥させます。
乾燥が不十分なまま高圧洗浄を行ってしまうとシーリングが耐えることができませんので十分に乾燥時間を設けます。
シーリングの打替え工事は以上となります!
シーリングは建物を長く守るためにはとても重要な役割を持っていますが、シーリングにしっかりその役割を果たしてもらうには施工者の技術が要されます。
弊社ではシーリングに関しましては、シーリングだけを専門に施工するシーリング職人が施工させて頂いたおりますので是非メンテナンスをお考えの際にはハウスリノベーションへご相談くださいませ!
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