見るモニターやディスプレイで映る色違った色に見えるケースが多々あります。
2018.12.25
「自分の家に合う色が分からない」、「以前の塗り替え時には色選びで失敗した」現場調査に行くとこんな声を多く聞きます。お客様としたら、手抜き工事をされるのと同じくらい気にされています。確かに、イメージと違った色で10年以上過ごすのはストレスが溜まりますよね。
私たちはこんなお悩みを解決するために、色決めの際はパソコンを使って作るカラーシュミレーションを使用しません。なぜなら、カラーシュミレーションは雰囲気を掴むために使用するものであり、シュミレーションで気に入った色をそのまま依頼して工事をすると必ずといっていいほど違う色に仕上がってしまいます。そもそも、色の見え具合は環境によってかなり変わります。同じ色を再現するとなると、環境も同じにしないといけません。
例えば、パソコンのモニターでシュミレーションをしたとしても、見るモニターやディスプレイで映る色が同じ赤だとしてもまったく違った色に見えるケースが多々あります。かといって紙で見たとしても印刷されるコピー機やプリンターのインクで同じ色でも違って見えます。さらに実際の質感というのもシュミレーションでは再現できません。つやなどの光沢は光の当たり具合によって違ってきます。
つまり、雰囲気を掴む位の気持ちならいいのですが、シュミレーションの色をそのまま信じると塗り替えに失敗してしまいます。ちなみに、業者が持っているシュミレーションソフトは無料ではありません。有料で高価なものが多いのはご存知でしたか?その分、お客様の塗り替え価格に反映されているのです。では、失敗しない色選びはどうすればいいのでしょうか?例えば、あなたの住んでいる近くの地域で、気に入った色の家を見つけて業者に伝えるのも1つです。
私たちは色見本やカラーサンプルで気に入った色があれば、その色で塗ったお家にご案内させていただくか、通常より大きいサイズ(A4)で色見本を作成して、壁に当ててもらいイメージと違ってないか確認していただきます。
その後、壁の一部分に試し塗りをしてお客様のイメージとの違いが出ないように配慮いたします。※試し塗りはご契約後の作業になります。
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